びまん性汎細気管支炎

気管支炎には数種類ありますが難病に指定されているのがびまん性汎細気管支炎になります。びまん性汎細気管支炎とは、肺胞に入る手前の部分を細気管支に慢性の炎症が起こる病気のことを指します。

原因は不明ですが、高い確率で副鼻腔炎を併発することから体質的なものが関係していると考えられています。

遺伝的との因果関係は解明されていませんが、副鼻腔炎の多い家系では注意が必要です。

また人種特異性の強い病気で主に、日本、韓国、中国などの東アジアの人に多く発症し、国内では10万人にあたり11人ほどの患者がいることが分かっています。

びまん性汎細気管支炎は、難病に指定されていますが特定疾患には分類されていません。
 

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びまん性汎細気管支炎の症状と治療

びまん性汎細気管支炎の症状では、咳と痰が激しくなり、膿性の痰が出るようになります。

びまん性気管支炎また息苦しさから階段や坂道などでは息切れを感じることもあります。

症状が進行してくると肺機能は徐々に低下し、安静にしていても息切れが起こります。

やがて呼吸不全を起こし、尿量が減少したり、浮腫み(むくみ)なども現われる場合があります。

びまん性汎細気管支炎は、昔は5年生存率が63%と予後の悪い病気でしたが、現在では治療が確立され5年生存率が91%まで上がっています。

治療では、クラリスロマイシンなどのマクロライド系の抗生物質を長期に使用することで、完治することが多くなりました。
 

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