熱を伴う気管支炎

気管支炎には、急性気管支炎と慢性気管支炎に大きく分類することができますが、熱を伴う気管支炎は主に急性気管支炎の方です。

急性気管支炎とは、咳や痰が数日から3週間程度続くものが多いとされています。

急性気管支炎の原因の約9割がウイルス感染だと言われており、風邪の原因となるウイルスとほぼ同じようなものだとされています。

ウイルス以外の原因としては細菌感染があります。

このように急性気管支炎のほとんどが感染症となり、感染症は急激な炎症反応を起こしやすいため、症状として咳や痰だけでなく発熱を伴うことが多くあります。

慢性気管支炎では、熱が出ることは少ないと言われていますが、感染症を併発したような場合には熱が出ることはあります。
 

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急性気管支炎の症状

数日から2~3週間に及ぶ咳とそれに伴う痰が主な症状です。感染症の状況によって発熱を伴うことがあります。

咳や痰は激しく、なかなか収まらないことが多く、酷い場合には夜も眠れないほどになることもあります。

また、痰が黄色や黄緑色っぽく見える場合、細菌感染が疑われます。
 

急性気管支炎の治療

ウイルスの多くに特効薬がないことが多いため、治療は主に症状に対する対症療法になります。

咳が酷い場合には咳を抑える薬、痰が切れやすくなる薬などが主に処方されることが多くなります。

熱を伴う気管支炎また、細菌感染が疑われる場合には、抗生物質が処方されることもあり、呼吸困難がある場合には、入院して酸素療法が行われることもあります。

ぜんそくのような「ぜいぜい」とした喘ぎ呼吸が見られる場合や、気管支喘息を持っている人には、気管支を拡張する薬の処方が検討されます。

また、発熱によって体力を著しく消耗するような場合、解熱剤が処方されることもあります。

しかし、多くのウイルス感染に対しては特効薬はないため、患者本人の体力を維持することが大切になります。

咳で水分や食事が十分に摂れない、または睡眠ができないような場合、休める環境を調整したり、摂りやすい食事をすることも治療の助けになるかと思われます。
 

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