気管支炎と気管支喘息の違い

気管支炎も気管支喘息もともに気管支に起こる病気となり、咳や痰など症状もよく似ています。

また、気管支喘息に気管支炎を併発することもあります。では、気管支炎と気管支喘息は何が違うのでしょうか?
 

気管支炎とは?

気管支炎とは、気管支に炎症を起こした状態のことを指します。

この炎症には、発赤・熱感・腫脹・疼痛という徴候を伴って、組織の機能障害が起こります。

気管支炎では、感染症がやタバコなどの有害物質などが主な原因として考えられます。
 
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気管支喘息とは?

一方の気管支喘息においても、気管支に慢性的な炎症がみられる病気で単に喘息とも呼ばれることもあります。

気管支喘息の場合、気管支炎と異なるのは、好酸球という白血球による炎症であることが多いことが言えます。

好酸球とは、アレルギーに関連した白血球でもあり、気管支喘息の多くはアレルギー性のものになります。

また、気管支喘息では、気管支に起きている炎症をもととして、空気の通り道が狭くなっていたり、気道が刺激に過敏になっていることが多く見られます。

そのため、何かしらの刺激を受けることで、発作的に呼吸困難・気道の閉塞感・喘鳴(呼吸とともにのどや胸がぜいぜいと鳴ること)・咳などといった症状が起きるのが気管支喘息の特徴です。
 

症状からわかる違い

気管支炎では炎症によって持続的に咳や痰の症状が出るのが一般的です。

気管支喘息急性気管支炎では、感染症が主な原因となっているため、発熱などの風邪症状を伴うことも多く、慢性気管支炎では数か月にも及ぶ慢性的な咳に悩まされることが多いでしょう。

このように発作性の有無喘鳴の有無が、気管支炎と気管支喘息の違いだと言えます。

気管支喘息では、刺激物・有害物質・アレルギー物質・ストレスなどが引き金となって、喘鳴や咳・呼吸困難といった発作が起こることが考えられます。

いずれも気管支の炎症がもととなっており、特に気管支が細い小児では、急性気管支炎から喘鳴を伴う咳など、喘息の症状を起こすことがあります。

また、気管支喘息を持病として持っている人は、感染によって気管支炎を起こしやすい状態なことが言え、慢性気管支炎では、気管支喘息を併発することもあります。
 

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