気管支炎と漢方薬

西洋医学では、気管支におこる炎症を気管支炎と呼び、急性気管支炎と慢性気管支炎とに大きく分けて症状を見たり、治療を考えます。

気管支炎と漢方薬一方の漢方薬に代表される東洋医学では、病気に対する考え方が西洋医学と異なります。

東洋医学では、人間の体も自然の一部とされ、体の外(自然や環境など)に起きていることに影響し合いながら、体の中の陰陽バランスが保たれるように体は働いていると考えられています。

このような陰陽のバランスが崩れたり、病気の邪気から体を守るための仕組みが崩れる、体の生理的な働きを支える血気のバランスが崩れる、その流れの経絡が乱れると病気になると考えます。

東洋医学で病気を診断する場合、体の何のバランスが乱れたのか、体の生理的な流れの滞っている箇所や、弱っている箇所はないかといった観点から診断されます。

気管支炎には様々な状態があるため、漢方薬の処方といっても様々なものとなります。
 

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気管支炎で処方される主な漢方薬

気管支炎の主な症状は、咳や痰、息切れなどです。

漢方で処方される薬には、主には以下のような症状を緩和する処方が多いようです。また、処方には数種類の漢方薬が組み合わされています。
 
  • ・咳を和らげるはたらきをする
  • ・痰のきれを良くする
  • ・発熱に対して発汗を促す
  • ・咳とそれによる胸の痛みを抑える
  • ・咳とそれによる不眠やイライラ感を和らげる
  • ・アレルギーによる鼻水や咳を抑える
 

漢方薬で注意したいこと

最近、市販薬でも漢方薬が販売されており、西洋医学の医師から漢方薬を処方されることも増え、漢方薬への馴染みも深くなってきたのではないでしょうか。

東洋医学の考え方は、西洋医学の考え方と根本的に異なる部分があるため、漢方薬の処方は、体質の改善や生活環境の改善などと合わせた治療の一つだと考えられています。

そのため、短期に漢方薬を使用しても直ぐには効果が得られないこともあります。

また、「漢方薬は自然の薬だから西洋医学の薬と比べると安全」と言われますが、漢方薬の種類によっては副作用(本来求めていた以外の効果が出る)があるものもあります。

漢方薬であれ、薬であることには違いはありませんので、医師の処方を受けたり、正しい用法容量を守ることが大切です。
 

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